① 握手して(右前回り受け身)
[4] ← [3] ← [2] ← [1]
(図参照)
[1]自然本体で向かい合い,右手で握手する。
[2] 「取」は左足後ろさばきで左に90°向きを変え,握手した手を肩の 高さまで上げる。
[3] 「取」は,さらに90°向きを変えながら右膝を畳に着き,右手は弧 を描くようにしながら(相手の小指が前方に向くようにしながら)下ろ していき,畳に手を着ける。
[4]「受」は右足を大きく踏み出し,受け身を行う。
② 数歩移動しての練習方法(左も行う)
(図参照)
← 両手を畳に着ける ← 大きく右足を踏み出す ← 右足,左足と前に進む
【注】自然本体から,右足,左足と歩み足で進み,次に大きく右足を踏み
出して受け身をする。
【注】左足を進めるときに両手を側方に肩の高さまで上げ,右足を踏み出
すときに両手を内側に向け,畳に着ける。
③ 両足踏切での練習方法(左右行う)
(図参照)
④ 障害物をおいての練習方法(左右行う)
○大の字の相手をまたぎ越えながら
(図参照)
受け身 ← 回転 ← 右手・左手 ← 右足 ← 左足
○相手を飛びこえて
伏臥(ぎょうが),四つん這いなどの障害物を飛びこえて練習する。技能の程度に応じ て人数等を工夫をする。
[伏臥1人]
(図参照)
[伏臥2人]
(図参照)
[四つん這い]
(図参照)
⑤ 投げ技の基礎と組み合わせての練習方法(左右行う)
○ 大腰の基礎と組み合わせての練習
[1] 近間,自然本体で向き合う。
[2] 「取」は右(左)足前回りさばきで受けに背を向ける。
[3] 「受」は右(左)手を前方に左(右)手を側方肩の高さに上げる。
[4] 「取」は左(右)手で受けの右中袖外側を握り,上半身を捻って右(左) 手を「受」の後ろ帯付近に差し入れ(このとき帯をつかんでもよい),膝 を曲げて腰を落とす。
[5] 「取」は引き手と腰に差し入れた手で受けを引きつけ腰に乗せ,膝を 曲げ伸ばし,安定感を確かめる。
[6] 「取」は引き手を引き,上半身を捻りながら「受」を前方に投げる。 投げるときに右手を作用させるとともに,投げたときに両手で引き手を 保持する。
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(図参照)