イ 横受け身(左右行う)
(ア) 方法
1) 仰臥(あおむけ)姿勢から
あおむけの姿勢から両手と両脚をあげ,身体を横に向け,両脚と一方の腕全体 で畳を同時に強くたたく。このとき両脚は下側の脚が前方に上側の脚が後方にな るようにする。
○ 両脚の膝を軽く曲げ,両足は一足長程度開く。
○ 下側の足の上部外側と上側の足裏で畳をたたくようにする。
○ 上体と下肢はやや曲がる程度とし,大きく屈曲しないようにする。
○ 受け身をしたとき身体は横向きであり,背部全体が畳に接していないように する。
○ 受け身をした腕の他方は横帯の付近にもってくるようにする。
(図参照)
2) 長座の姿勢から
長座の姿勢から,あごを引き頭をあげ,腕と両脚を上方にあげながら斜め後方 に倒れて受け身をする。
(図参照)
3) 中腰の姿勢から
中腰の姿勢から,片方の脚を前方に伸ばした後,他脚前方へ向きを変えながら 斜め後方へ倒れて受け身をする。
ア) 単独での練習方法
①同方向の横受け身
畳をたたく腕を 胸の前にもってくる
(図参照)