(オ) 体を反らす
腕立伏臥で肩を入れ腰を高くした姿勢から,腕を深く曲げながら胸を畳に擦るよ うにして上体を反らす。胸を反らして抑え込むときの基礎となる体のさばきである。
また,あおむけの姿勢から両脚と肩・頭を使って体を反らす。抑え込みから逃れ るときの基礎となる体のさばきである。
○腕立伏臥の姿勢から
(図参照)
○あおむけの姿勢から
(図参照)
体を反らす
(ア) 移動
あおむけの姿勢から,脚や肩,肘等を使って左右に回る。また,頭や足先の方向 へ移動する。
1) あおむけの姿勢で左右に回る
○1人で (図参照)
(右へ回る)←→(最初の姿勢)←→(左へ回る)
○2人で (図参照)
(左へ回る)←→(最初の姿勢)←→(右へ回る)
「取」は「受」の足の方に位置し,素早く「受」の頭部に触れようとする。
「受」は左右に回って触れられないようにする。
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