イ) 取と受が移動しての練習 (真前への崩し)
(図参照)
① 「取」は左足を一歩前に進め,「受」はそれに応じて右足を一歩下げる。
② 「受」は元の自然本体に戻ろうとして右足を前に出す。それに応じて
「取」は大きく左足を下げる。
③ 次いで,「取」は右足も下げ自然本体で自分の体勢を保持し,相手を
真前へ崩す。
2) 真後ろへの崩し
ア) 受が静止した状態での練習
(図参照)
○「取」は左足を軽く前に踏み込み,「受」を真後ろに崩す。
イ) 取と受が移動しての練習
(図参照)
① 「取」は左足を一歩後ろに下げる。 「受」はそれに応じて右足を一歩
前に進める。
② 「受」は元の自然本体に戻ろうとして,右足を後ろに下げる。それに
応じて「取」は大きく左足を踏み込み,相手を真後ろへ崩す。
③ 次いで,「取」は右足を前に進め,体勢の安定を保つ。
3) 右(左)横への崩し
ア) 受が静止した状態での練習
(図参照)
○「取」は左(右)の方向へ,左(右)足,右(左)足と「継ぎ足」で少し広め に移動し,「受」を右(左)へ崩す。
イ) 取と受が移動しての練習
(図参照)
① 「取」は左(右)の方向へ,左(右)足と右(左)足と「継ぎ足」で移動す る。「受」 はそれに応じて右(左)足,左(右)足と右(左)方向へ移動し, 自然本体で向き合う。
② 「取」は素早く,歩幅を大きくして左(右)方向へ,左(右)足と右(左) 足と「継ぎ足」で移動 し,「受」を右(左)横へ崩す。
4) 右(左)前隅への崩し
ア) 受が静止した状態での練習
(図参照)
○「取」は左(右)斜め後ろ方向に左(右)足,右(左)足と「継ぎ足」で移動 し,「受」を右(左)前隅へ崩す。
イ) 取と受が移動しての練習
(図参照)